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後期専門研修プログラム

※該当するコースをクリックしてください。
▼総合診療専門医コース(2020卒の方) ▼家庭医療専門医コース(2019卒以前の方)
▼総合内科コース ▼透析専門医コース
▼リハビリ専門医コース  

総合診療専門医コース(東京民医連家庭医療プログラム)

日本専門医機構の示す総合診療専門医に必要な能力の修得を目指す4年間のプログラムです。
中野共立病院を基幹施設として、東京都内および、へき地・過疎地域、被災地等に位置する連携施設とともに施設群を構成しています。専攻医はこれらの施設群をローテートすることにより、多彩で偏りのない充実した研修を行うことが可能となります。
東京都内の研修施設では、高齢者の増加、世帯の縮小、種々の格差拡大がもっとも激しくすすむ都心部の地域で、家族・コミュニティーとともに、健康の増進を図り、健康の格差を減らすことをめざし、包括的なケアを提供できることを目指します。
またプログラム上、へき地・過疎地域における1年以上の研修を位置付けており、地域医療に貢献するとともに、各地域特有の医療・社会問題や医療ニーズに対応できる力量と医師としてのプロフェッショナリズムの修得を目指します

家庭医療専門医コース(東京民医連家庭医療プログラム)

都心部の診療所を研修フィールドとし、都市部の健康を決定する問題を家族・地域・コミュニティーと一緒に解決することや、都市部は専門医や医療機関が多い中で適切な専門医療に繋ぐ役割、また専門医にはできない継続的で包括的でキメの細かいケアを提供できることを目指します。毎月1回の振り返りの場であるレジデント・デイでは、家庭医療コアレクチャー、プロジェクトワークのための臨床研究セミナー、EBM実践セミナー等を行っています。プログラム終了時に、プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医の受験資格が得られます。

  

東京民医連家庭医療レジデンシープログラム 終了医師

耳鼻科から転向して東京民医連家庭医療レジデンシープログラムで学び、家庭医療専門医を取得しました。病棟から外来、訪問診療までさまざまなところで働けるのが魅力です。
また、幼い子どもを育てながら研修を行いました。子育て中や女性医師も多く、そういった医師が働きやすい環境があるのも、ここで働く理由の一つです。

月に一度、研修委員会にて研修内容や到達度を確認しあいます。
 半年の振り返りを多職種参加型で行います。
 (360度評価・指導医からの振り返り・各研修医の振り返り・多職種からのコメントなど)

総合内科コース

 医療の全体構造におけるプライマリ・ケアや地域医療の位置づけと機能を理解し、将来の実践ないし連携に役立てられるようになるために、都市部の小病院と診療所で診る患者の疾患や健康に関連する問題を理解し、総合的にアプローチしマネージメントする力量を身につけます。期間を3年間とし、学びたい科を中心に自身でプログラムをコーディネートしていきます。新制度では、中野共立病院は内科学会の連携施設になっています。基幹施設で2年間、連携施設で1年間の研修を積み内科専門医の資格を取得することができます。

総合内科コース終了 医師

 患者さんは様々な問題をかかえています。疾患も高血圧・脳梗塞・糖尿病などを合併していることが多く、一つの科で対応することはできません。また、患者さんの背景に目を転じると、労働環境や家族環境、生活環境が疾患に大きな影響を与えていることも多いです。総合内科は臓器別の科にとらわれず、科をこえて、患者さんを丸ごと診ることを目指しています。当院にはプライマリ・ケアの視点を持つ仲間がいます。
 普段は病棟業務だけでなく、訪問診療・一般外来・救急外来・透析回診も担当しています。医師としても幅広く、バランス良く学べます。また、患者さんの人生に長く関われるのも魅力の一つです。
 私たちの病院の自慢は、多職種で患者さんにアプローチする「チーム医療」です。職員同士の顔が見える規模の病院ならではの利点です。私達と一緒に働きませんか?お待ちしています。

透析専門医コース

透析医療については、2007年病院新築以来取り組んでいます。透析医療を受ける人々は、現在400人に1人の割合になっており地域でよく見られる疾患です。暮らしている地域で、一生にわたり受ける医療であり、また種々の合併症を併発しても透析とは関わり続けることから、一定特殊な半面プライマリ・ケアの要素を深くもっているともとらえられます。
中野共立病院は、日本透析医学会認定施設である立川相互病院のプログラムとの関連で、日本透析医学会から教育関連施設として指定されています。総合医養成の中で透析医療を担う医師養成も進めていき、認定施設と連携し、透析専門医養成プログラムを進めています。

透析専門プログラム研修中医師

学生時代部活の先輩に誘われ中野共立病院に実習に行き、都心部の地域医療は面白いと思ったのが今に続いています。
現在は、外来透析や維持透析をしている入院患者さんを受け持ちながら、透析専門医に必要な患者さんの長期合併症への対応、シャント関連管理を学んでいます。
また新たに透析中の患者さんへのリハビリテーションも始めました。患者さんへ透析スタッフ、リハビリスタッフが一丸となるチーム医療がそこにはあります。

リハビリ専門医コース

当院回復リハビリテーション病棟は、病棟という生活の場で医師や看護師、セラピスト、社会福祉士、管理栄養士などが、チームでADL支援を行い、リハビリテーションサービスを提供しています。当院は回復期リハビリ基準Tを取得し、さらに多くの患者さんに住み慣れた自宅や地域へ帰る支援ができるようになりました。
専門医養成プログラムでは、指導医の下、神経内科・脳神経外科・整形外科・呼吸器内科・循環器内科からの依頼患者を中心に多彩な分野の症例を経験できます。また、脳血管疾患・整形外科疾患の症例数が特に豊富であり、各疾患の運動障害・高次脳機能障害・呼吸障害・言語機能障害・摂食嚥下障害等に対する評価・マネジメントを総合的に研修することが出来ます。
研修プログラムは、リハビリテーション科医師としての基本的な診療知識・技術を取得し、チームの一員として診療できることを目的とする、3年間の研修プログラムとなっています。研修内容は、日本リハビリテーション医学会研修カリキュラムに準じ、3年間でリハビリテーション科専門医受験資格を得ることができます。

  

リハビリテーション専門医・指導医

リハビリテーション、その語源はラテン語のRe(再び)-habiris(適した)からきており「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」を意味しています。当院は開設時から常に障害を負った患者様ができるだけ本来あるべき状態へ回復するようお手伝いしてきました。現在、リハビリテーション医学会指導医の下、看護スタッフ、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー等の多職種で、チームアプローチを大切に、リハビリテーション医の養成をすすめております。是非一度現場を見に来てください。

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