<アピール> 健友会の医療機関と施設をご利用の患者・利用者のみなさんへ 健友会は、創設以来、「お金でいのちが左右されない、無差別平等の医療」をかかげ、差額ベッド料を徴収せず、患者本位の医療を追求してきました。 健友会友の会は、健友会のこの精神を理解し、健友会を守り、ともに「安心して住み続けられるまちづくり」の活動を続けてまいりました。 今回の「健康保険法等の一部を改正する法律」によって生ずる患者・利用者のみなさんの被害を最小限にくい止めるために、健友会と健友会友の会は全力をあげる決意です。 具体的には下記の方針でのぞみます。 ●受診を控えず、治療費については まずご相談ください。 費用負担増による「治療の中断」「受診控え」は、病気の悪化につながり、命をおびやかすことになります。どんなことでもよいですから、「心配事」はぜひ健友会の病院・診療所、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、在宅介護支援センターにご相談ください。 「これまでと同じような治療を続けた場合、10月からはいくらになるか」も、すぐに計算をします。 ●「自己負担が増えたら支払えない」方相談にのります。 公的保障の適用や、自己負担の減免などについて、あらゆる可能性を追求します。 ●国や自治体の責任・公的責任を追及します。 国と自治体は、国民の「命と健康」を守る義務があります。 この責任を追及し、患者・利用者のみなさんと、職員、友の会員が力を合わせて、政府、東京都、中野区、杉並区への交渉などを精力的に実施したいと考えています。 2002年8月 社会医療法人社団健友会 健友会友の会 |