高遠菜穂子さんへ (イラクで人質になった) 飯島 登 高遠さん 元気になってください ご住所がわからないので 手紙を書けないのが 残念です 菜穂子さん 元気になってください きこえるでしょう 世界中の人びとが あなたの愛と勇気を たたえる拍手の音が 菜穂子さん 元気になってください きこえるでしょう イラクの子どもたちが あなたを呼ぶ声が遠くない日に この国でも あなたの正しさが 証明されるでしょう 小さい力だけれど 応援しています | 他に類を見ない研修として注目を浴びている「東京民医連第6回新入職員・青年職員国会行動研修」が行われ、健友会の新人9人(医師2、看護師7人)全員と青年職員8人が参加しました。 新人全員でドキドキの議員要請 この研修にさきがけ新入職員は、患者さんから生活実態をインタビューしたり、今、国会で問題になっている年金やイラク問題などの事前学習会を行い、患者さんの声や職場の要求を国会にとどける下準備をしてきました。 朝10時、国会近くの星陵会館に集まった250を超える青年職員はちょっと緊張した面持ち。国会報告や説明など聞いた後、健友会は4つの班に分かれて、いよいよ本番の議員要請行動へ。 誰のために政治をしているんだろう 編集部が同行した班は、自民党3人と民主党2人。民主党の議員1人と会えただけで、4人は秘書の対応でした。 議会中で資料を取りに戻ったという民主党の齋藤議員は、よく私たちの話を聞いてくれましたが、ある民主党の秘書は開口一番、「共産系の団体の要請は受け取れない」と話も聞かない態度に、新人が激怒し「私たち国民を色分けしないでください。内容をなぜ聞いてくれないのですか」と詰め寄る一コマも。「忙しい」とかメモもとらず「わかりました」との秘書の対応に「だれのために政治をしているのか」など、疑問の声も。 新人の感想は、「ハラハラドキドキしました」と言いながらも、「イラクで起こっている現実をひとりの人間としてどう見ているのか」「党にしばられて個人の意見はないのか」などの手厳しい意見も出されました。 |