中野共立病院の現有地での建て替えが決まり、建設委員会も発足しました。この間、「健友会中期三カ年計画」の論議とあわせ、新「中野共立病院」建設への意見や期待の声が多くの方から寄せられています。今、「どんな病院になるんだろう」と関心も高まっています。 2007年春オープンを予定 新・中野共立病院は、110床規模で、個室を増やし、今までの6人部屋を4人部屋にするなど、ゆったりとした療養環境が提供できる病院として生まれ変わります。 「着工予定は2005年夏頃で、2007年春オープンを予定しています」と語るのは、新病院建設委員会委員長の松永伸一共立病院院長。「今まで私たちがすすめてきた、差額ベッドのない、24時間安全・安心の医療を今後も継続します。地域に頼りにされ、地域と共に歩む病院をつくっていきたい。特に、病院の病床が無い期間、安心して治療が継続できるように、代々木病院や近隣の病院との連携を強めます」と話しています。 快適な療養環境の病院に 療養環境が大幅に改善されることについて、健友会看護部長の色部稚恵さんは、「病院の敷地が拡がり、1ベッド当りの面積が現在の約2倍になります。トイレやお風呂、廊下などの広さも2倍になりますよ。食堂・談話室なども考えています」と目を輝かせます。 「私たち看護部は、快適な療養環境のもとで、これまで以上に、患者さんの立場に立った、安全・安心の医療・看護の実践のため、より一層努力していきたい」と、今から楽しみといった表情で抱負をのべていました。 地域の声を活かし診療所を増改築 病院だけでなく、共立診療所も、増改築を計画し、まもなく工事を開始します。 「中期三カ年計画」でも紹介されているように、地域の声を活かし、 (1)要望の高いデイケア(通所リハビリテーション)の規模を現状の2倍にします。 (2)新たに透析医療を開始します。(診療所での透析は病院開設まで) (3)健診事業を強化、在宅医療・介護活動の充実をはかります。 (4)1階デイケア、2階外来、3階検査機能、4階透析と診療所の機能をわかりやすくします。 建設費用は15億円 資金募集5億円 病院の建て替えと診療所の増改築に要する資金は約15億円です。 健友会はこれまでも、地域の友の会の方々に支えられて医療・介護活動を継続してきました。今回も友の会のみなさんの資金協力が得られなければ、建設は成功できません。募集目標は5億円です。 健友会は、もう一回り友の会を大きくするために、知人・友人の方を紹介していただくことと、資金募集への協力を呼びかけています。 |