新病院が開院するのは、'06年秋の予定です。'05年1月31日で中野共立病院の4階回復期リハビリ病棟が休止しました。特に大きな問題もなく、建設は順調にすすんでいます。 病院建設中の医療対応について中野共立病院事務長の菅井一郎さんに聞きました。 病院建設は今の場所で一括工事 新病院建設は、一旦病院全体を取り壊し、今の中野共立病院の場所で一括建設工事をおこないます。そのため、中野共立病院の全病棟は3月末日で閉鎖となります。 入院の場合は責任をもって対応 建設工事中の1年半の間は、入院の受け入れができなくなります。 入院については、差額ベット料をとらない代々木病院などの中野共立病院と同じ系列(民主医療機関連合会)の病院や杉並・中野の病院等と連携を強めて対応します。 休日・時間外の対応もしっかり 中野共立病院でおこなっていた救急対応は、4月末日で休止します。 診療時間外の対応は、中野共立診療所で、相談を受けて、診察もおこないます。 検査・リハビリ透析医療は共立診療所で 今まで中野共立病院でおこなっていたCTやエコー、胃・大腸の内視鏡などの検査および通所リハビリは、中野共立診療所で継続しておこなわれます。さらに、新しく透析医療も始めます。 外科手術は代々木病院に集中 外科の手術は、代々木病院で集中しておこない、山本医師ほか中野共立病院の外来医も対応します。また外科外来は、今まで通り共立診療所でおこないます。 医療の質と安全の向上を目指し一層の信頼を 病院閉鎖中は、医師・看護師を始め多くの職員が他の医療機関へ出向し、いろいろな場所で経験を積んで帰ってくる予定です。 職員一同新病院の完成とその後の医療の質と安全の向上を目指し、皆さんに一層信頼していただける病院づくりに取り組みます。 出向先の職場で頑張っています 中野共立病院で看護学生担当をしていた小沼正和さんは、今年1月より足立区の健愛会の健愛クリニックへ出向中です。「こちらでは、医事課外来の仕事をしています。医事課の経験はあるものの、職場が違うので日々いろいろな事に戸惑いながら頑張っています。こちらでの経験が私にとってプラスになると信じています」と明るく語っていました。 新病院建設中の医療対応 |