今年4月から医療制度が大きく変わったことで、看護師不足に拍車がかかってしまいました。大病院が看護師を獲得するために大きく動いています。その動きは当然のごとく中小の病院に影響し始め、看護師数の基準を満たすことができず、閉鎖に追い込まれる病院も出てきています。このような中、新病院建設でどんな看護をめざすのか、内孝子中野共立病院総看護師長に話して頂きました。 医療・介護・福祉のネットワーク 住み慣れたこの街で、安心して療養生活をおくりたいという願いを、何よりも大切にしています。力を合わせて、医療・介護・福祉のネットを広げていきたい。そのために、私たちは様々な活動に意欲的に取り組んでいます。たくましく根を張り、花を咲かせるタンポポのように。 一人ひとりの患者さんにこだわって 薬を飲まなければ命に関わるのに受診を中断してしまった患者さん、退院して在宅の生活が始まったけれど大丈夫かしらと気がかりな患者さん、など一人ひとりのことが気になります。気になる患者さんにこだわりを持ち続けます。どんな援助が必要なのかをあらゆる角度から検討し、問題解決のお手伝いをします。 「命の沙汰も金次第」は許せない 世の中は「命の沙汰も金次第」の方向に流れています。お金がなければ治療が受けられない、入院できないなんて、許していいわけがありません。 私たちは、室料差額(差額ベッド料)は頂きません。命の切り捨ては許さないという熱い心を持って日々の仕事を頑張っています。患者さん一人ひとりの命にこだわりを持っています。幅広い知識と確かな技術、暖かい視点で、地域医療活動を意欲的に展開していきたい、と強く思っています。 看護師をご紹介ください 「看護師の資格は持っているけど経験が浅い」「看護師を辞めてからブランクがあり心配」などの思いで働いていない看護師さんが身近にいらっしゃいませんか。 ぜひ、ご紹介または情報をお寄せください。 お問い合わせは 健友会・看護部まで TEL03(3387)3041 |