2月10日祝賀会を開催
中野サンプラザ 310人が参加
2月10日、中野共立病院開院・城西病院設立50周年祝賀会を中野サンプラザでおこない、医師会、友の会、患者さん、職員、民医連各事業所、各団体、建設に携わった人々など310人が参加しました。
祝賀会では、野原士郎中野区医師会会長、石川徹東京民医連会長から来賓あいさつ、建設関係各社への感謝状と記念品の贈呈、地域の各団体代表からは祝辞をいただきました。オープニングではバイオリンとピアノのコンサートもおこなわれ、にぎやかな中に喜びのあふれた会となりました。
高い志を私たちも応援をしたい
中野区医師会長 野原士郎
中野共立病院の新築開院おめでとうございます。私たち中小病院は本当に大変な時代です。そんな中で差額ベッドはとらない、高い志を持ってがんばっておられることに頭が下がります。
少子高齢化時代の難局を乗り切る中心にこの新しい共立病院の開院があると思っています。私たちも応援したいと思います。
今後の中小病院の姿を提起した
東京民医連会長 石川 徹
診療報酬の引き下げ、医療改悪で東京の中小病院は経営が困難になっている事態のなか、中野共立病院が立派にリニューアルして活動再開したことは、大都市の中小病院のひとつの姿を提起できるものです。
これからの医療は地域、医療機関同士、行政の連携をすすめることが求められています。
患者さんを幸福にの理念を共有
ルカ病院院長 竹内 隆
今日は開院祝賀会、城西病院設立50周年、まことにおめでとうございます。
私の病院も47年ですが、中野共立病院とは長い間仲良くやってきました。その理由は、双方の理念が、あくまでも患者さんを幸福にすることにあったからです。
中野共立病院は「地域の宝」
中央設計代表取締役社長 大槻修滋
多くの方に「中野共立病院は、地域の宝」と言っていただいたことを大変嬉しく思います。
工事には大きな課題がいくつもありましたが、職員や友の会員の皆さんと一つずつ合意し、納得しながら、新たに設計図を描き直しました。そして、当社の全社員の協力と飛島建設など共同の力で必死になって病院を完成させることができ、感慨で胸が一杯です。
今後も無差別平等の医療を
健友会理事長 高津 司
中野共立病院開設祝賀会に大勢の方がご出席いただきありがとうございます。
新病院建設にあたってはさまざまな困難がありましたが、地域、患者さん、友の会の方々に支えられ、困難なときこそ仲間がきてくれ、そこに展望と未来があるということを実感できたことは幸せでもありました。
今年は中野共立病院の前身である城西病院創設50周年でもあります。次の時代に、無差別平等の医療や平和を守る精神を伝えていくことをあらためて決意いたします。
<当日参加された地域の団体>
打越町会、昭三自治会、東京土建中野支部、中野民主商工会、新日本婦人の会中野支部、中野区労働組合総連合、長広会、九条の会・中野、大気汚染公害のない東京をめざす杉並中野連絡会、日本共産党中野・杉並区議・都議
祝辞をいただいた方々(順不同)
小池賢次郎 健友会友の会会長
榎本 博 中野共立友の会会長
吉田万三 東京都知事候補
鈴木 篤 東京勤医会理事長
高橋恭子 元やまと診療所所長
増田峰夫 元中野勤医協専務
竹崎三立 天沼診療所所長
鈴木幹雄 中野総合病院院長
松永伸一 代々木病院院長 |